いきなり人が目の前で倒れたらどうしますか?
多くのひとは、「何?どうしたの?」と思っていても、その詳細を倒れた人のそばで確認するまでにはいたりません。
しかも、多くの人が行きかう中では特にその傾向が強く、私じゃなくても誰かがしてくれるといった心理状況になり、結果、なかなかそばで確認してくれる人が少ないんです。
だけど、命が救えるかどうかは、発見してから10分以内が勝負なんです。
カーラーの救命曲線というグラフを見てください。
下の図の曲線で、救急車の到着と心停止のグラフが重なる部分を見ると、救急車が到着した時点でなにも処置をしてない場合90%の人がなくなってしまうことがわかります。
つまり、発見してすぐに対応しなければ、そのほとんどの人の命が救えないということです。
逆をいえば、発見した人がすぐに対応すれば、かなりの確率で命が救えるということです。
そして、最近AEDという言葉をよく耳にすると思いますがAEDも可能な限り早く傷病者に用いることで高い効果が得られます。
AEDとは、自動体外式除細動器のことで、心臓の乱れた動きを正常に整える効果があります。
心臓は微細な電気の刺激で動いています。この電気の刺激をととのえることで正常に血液が循環するように働きかけます。
発見者がなるべく早くに傷病者に駆け寄り、AEDを使うことが今後多くの人をすくうことにつながると思います。
いま、かなりの数が設置されていますが、実際どこにあるのかまではなかなか覚えてられません。最近ではスマートフォンのアプリでもAEDの設置場所がわかるようなものができています。
いつだれが目の前で倒れるかわかりません。いつだれが、当事者になるかわかりません。
常に他者を気にかけ、いざその場面になったとき自分のできる最大のことができるように準備しておきましょう(^o^)
AED設置検索ができるアプリは週アスPlusで紹介されていますので、一度見てみてください。
また救命処置に興味がある方は、日赤のサイトをご覧ください。AKBと学ぼう「救急蘇生とAED」というパンフレットもダウンロードできますので、資料をお探しの方はちょっとした話題になるかもしれませんね(*^_^*)
どうやって救命処置を行うのか動画で紹介されていますので、参考にされてください。
また講習会もしていますので、参加されることをお勧めします。
すべての人が安心して生活するためには、地域に住む人がそれぞれに互いを思いやる心を持つことが大切ですね。
一つでも不幸が減り、笑顔が生まれる社会を目指していきましょう(^o^)
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