年間に10万人もの看護師が離職していると言われています。
日本看護協会や厚生労働省によると、看護師や助産師の資格をとる人が毎年5万人、そしてその倍の10万人が離職しているわけです。
つまり毎年5万人の看護師さんが減っているのです。
看護師の離職は女性看護師に多く見られるのですが、その理由は
*妊娠・出産 30.0%
*結婚 28.4%
*勤務時間が長い・残業が多い 21.9%
*子育て 21.7%
*夜勤の負担が大きい 17.8%
*健康問題 16.4%
*転居 15.8%
*責任の重さ・医療事故への不安 14.9%
*休暇が取れない 14.4%
*配偶者の転勤 13.5%
(日本看護協会06年度調査より)
離職の背景には、キャリアを積んでも昇給幅が小さいといった待遇面や、夜勤などの勤務シフトによる心身へのストレスなどがあるようです。
結局、今を生きる女性に看護師の働き方は合わないという結果でしょうね。今までは、そんなこと言わせないというかんじだったのかもしれないけど、今は自分らしく生きることを大切にする時代なので身を粉にして働くことを強要したら離職するしかないというわけです。
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