【第110回:午前67問】介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。

介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。

1.家族の介護能力はアセスメントに含めない。
2.介護支援専門員が要介護状態区分を判定する。
3.利用者が介護サービス計画を作成することはできない。
4.モニタリングの結果に基づき介護サービス計画の修正を行う。

【解答】4
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
【解説】

1:ケアプラン(居宅介護サービス計画書)は、介護支援員(ケアマネジャー)が作成する事が多いが、利用者本人やその家族も作成をする事が出来るので、その際の家族の介護能力は考慮する必要がある。
ケアマネジメントの基本は、利用者本人が利用するサービスを選択し、決定する事である。

2:介護保険の対象の可否を判断するのは市町村の要介護認定である。

3:サービスの終了も含め、介護サービス計画は、利用者が自己決定することが基本である。
また、ご利用者の希望に加えて、ケアマネジメントの終了はサービスに関わる在宅ケアチーム(医師、看護師、保健師、訪問介護士など)での話し合われる。

4:モニタリングは、ケアサービスの提供によって、対象が設定した目標に近づいているか等の評価をすることである。定期的にケアサービス提供のおける実施状況の把握と評価を行い、サービスの追加や修正等、必要に応じて変更を行う。

類似問題======
・【第104回国家試験 午前82問】

コメント

タイトルとURLをコピーしました