1884年(明治17年)6月12日、日本最初のバザーが東京日比谷の鹿鳴館で開かれました。
この日より3日間、鹿鳴館の壇上には約3,000点の手芸品その他を陳列して、喫茶室や食堂まで儲け、新聞広告で客を招くという具合に、その頃としては前例のない斬新な試みでありました。
「婦人慈善会」という名で開かれたバザーは、当時の貴族や政界の夫人総出の催しとなり、この3日間の入場者は実に約12,000人、その売上は約8,000円に達し、バザーは大盛況のうちに終了したのでした。
なお、その収益は看護婦養成所に寄附されたと云います
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