【第110回:午前36問】患者の状態と寝衣の特徴との組合せで適切なのはどれか。

患者の状態と寝衣の特徴との組合せで適切なのはどれか。

1.発熱がある患者-防水性のもの
2.開腹術直後の患者-上着とズボンに分かれたもの
3.意識障害のある患者-前開きのもの
4.下肢に浮腫のある患者-足首にゴムが入っているもの

【解答】3
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
【解説】
1:発熱のある場合には、不感蒸泄量が増して発汗がみられるので、汗をよく吸収できる綿などが望ましい。
気密性の高いものは汗を吸収せず、かえって汗をためて皮膚を湿潤させ、皮膚トラブルを発生させることもある。よって、気密性の高い防水性は適切でない。

2:通常では、手術直後の患者には和式寝衣を使用することが多い。

3:同一体位で臥床している患者は、四肢の動きに制限や障害があると考えられ、寝衣の交換は全面介助が考えられる。
全面介助の場合には、体位変換とともに交換しやすい形態の前開きの寝衣が適している。

4:下肢の浮腫を強調させてしまう恐れがあり、循環を促進するためには局所での圧迫を避ける服装が望ましい。

『絶対合格!看護師国家試験オンラインサロン』

  twitter
  facebook
  youtube




☆質問などはコメントや以下のフォームからお願いします
  images

『絶対合格!看護師国家試験オンラインサロン』

  twitter
  facebook
  youtube




☆質問などはコメントや以下のフォームからお願いします
  images
看護師国家試験
nurselicenseをフォローする
看護師国家試験オンラインサロン

コメント

タイトルとURLをコピーしました