ICT化が進むメディカ出版
iPadなどを活用していこうとする姿勢をとても感じるのが、メディカ出版です。
電子書籍もどんどん進めています。
メディカ出版のように大手の出版社が乗り込んでくれると、電子書籍化は進んでいきそうですね。
今もやっぱり紙がいいといわれることが多いようで、電子化のメリットがいまいち執筆者に伝わらないこと、それどころかコピーが簡単で複製が進んでしまうがために販売数が減るんじゃないかとか心配され全く許可が下りないのが現状のようです。
看護学校では、一年生のときにかなりの書籍を一括で購入します。その重さといったら学生が1人で持つことを控えた方がいいくらい。
そして、大量に一気に購入するもんで、今後の学習に対して一気に不安になる学生も多く見かけました。
私も結構教科書を持ち運ぶタイプの人間だったので、毎日のかばんが重くて重くて・・・。
毎日の持ち運びで筋トレしていたといってもいいぐらいでした。
これだけの書籍が電子化されたら重さはPETボトルほどもなく、厚みもノート程度
私は電子書籍推進派なのですが、私以外の先生方は電子書籍は勉強がしにくいと反対しています。
毎日書籍を持ち帰りなさいと学生に促していますが、持ち運びが不便なものを持ち帰り勉強しなさいと
いわれるほうは辛いです。ちなみに上の先生に言いなさいといわれて学生に伝えるほうも辛かったりします。
皮肉に言われ、看護学生の体力をつけるために書籍が大量にあり、毎日運ばされているなんて言われることもあります。看護は力仕事だと・・・。
時代は変るので、その変化に応じて学習環境を整えることが大切ですね。
今、少しずつ電子書籍がすすんでいますので、教員として働くものの立場として、その活用法や利便性について押さえて行こうと思います。
メディカ出版さんは電子教科書を出版するだけではなく、e-ラーニングやスマホを紙面にかざすと教材が動き出すようなアプリを開発されていたりと先進性を感じますね。
これからもいろいろと工夫をお願いします。
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