感染徴候のない創部の治癒を促進する要因はどれか。
1.圧迫
2.痂皮
3.湿潤
4.消毒
5.浮腫
【解答】3
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【解説】
1:止血に圧迫は必要だが、創部に必要とは考え難い。
2:痂皮とは、俗に「かさぶた」と言われる、皮膚の表面にできる乾燥した赤黒色の血栓のことで、創傷の治療には適度の湿潤が必要。
3:創傷の治療には適度の湿潤が必要で、湿潤状態の方が肉芽形成が促進されるため。
4:消毒液は細菌を死滅させるが、創傷治癒に必要な細胞までも死滅させてしまうため、治癒が遅延することになる。
感染を伴わない創傷には、消毒よりも洗浄によって汚れや菌を洗い流すことが良い。
5:創傷の治療には適度の湿潤が必要で、浮腫が創部の治癒を促進するとは考え難い。
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