【第110回:午前60問】都道府県知事の任命を受けて、精神保健福祉センターで精神障害者や家族の相談を行うのはどれか。

都道府県知事の任命を受けて、精神保健福祉センターで精神障害者や家族の相談を行うのはどれか。

1.ゲートキーパー
2.ピアサポーター
3.精神保健福祉相談員
4.退院後生活環境相談員

【解答】3
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【解説】
1:ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。「ゲートキーパー養成研修」は区市町村が実施していますが、そのために必要となる特別な資格はありません。

2:同じ立場に置かれた当事者同士が体験を語り合うことでお互いを支え合うことをピア・サポートといい、その当事者はピアサポーターと呼ばれる。

3:精神保健福祉相談員は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第48条に規定されている。保健所や精神保健福祉センター等において、精神保健及び精神障害者の福祉に関する相談に応じ、精神障害者やその家族等を訪問して、必要な指導や援助を行う職員で、都道府県知事又は市町村長が任命する。

4:退院後生活環境相談員の選任は、医療保護入院者を入院させている精神科病院の管理者の義務である。

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