仙骨部に皮下組織に達する褥瘡がある患者が入院となった。患者は車椅子の利用を主治医に許可されている。
この患者に対する多職種で行う褥瘡ケアにおいて、受け持ち看護師が担う役割で適切なのはどれか。
1.薬剤師に外用薬の処方を依頼する。
2.事務職員に汚染ガーゼの廃棄を依頼する。
3.介護職員にドレッシング材の選択を依頼する。
4.理学療法士と車椅子乗車時の除圧方法を検討する。
【解答】4
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【解説】
1:外用薬の処方を看護師が行うことは適切ではない。
2:汚染ガーゼの取り扱いを事務職員に依頼することが適切とは考え難い。
3:ドレッシング材は、医師の指導下であることが原則で、主に看護師が主体的に選ぶ。
4:仙骨部に褥瘡がある患者が、車いす乗車を続けたら悪化する・もしくは治癒遅延が起こる。理学療法士と連携することが望ましい。
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