実習は学生も大変だろうけど、教員も同様に大変なんです。
教員なんだから仕方ないといわれればそれまでなのですが、多くの先生方と意見が合わなかったり、学生が意図としたことが伝わらない。もしくは、伝えるが一回限りで同様のことをまたしてしまうなど後が絶えません。
もちろん、私の説明の仕方、指導の仕方が問題なのかもしれませんが、その指導方法を検討する場もないんです。 それぞれが、それぞれの思いをもってひたすらに指導を改めていくのみです。
実習の目標はたてられているものの、どれだけ到達したら優になるのか、良になるのか、・・・不可になるのか。明確な指標がないことが問題だと思います。
もちろん、実習自体、対象が違うので、患者さんの状況によって求められる援助や関わり方が違うので、本当に総合力を評価していかなければならないのです。
そこで、実習目標から大体の区間を作り、学習課程を作成します。そして、学生の学習状況に合わせて一日の到達目標を作成します。
これが、本当に大変なんです。変化する患者さんの状態学生の学習状況、記録の記載など複雑化したものを把握して適確な指導を行っていかなければならないんです。
教員も実に大変です。
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