【第110回:第65問】Aさん(79歳、男性)は、1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、Aさんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。 Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。

Aさん(79歳、男性)は、1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、Aさんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。
Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。

1.「外に出て気分転換しませんか」
2.「昼間は布団をたたみましょう」
3.「介護保険でベッドの貸与を受けましょう」
4.「必要なものを身近に置いているのですね」

【解答】4

【解説】

 初回訪問時は、具体的な指導は避け、信頼関係を築くことを再優先とする。自身の生活様式に合わせて整えられているため、否定せずに対応することが望ましい。いきなり変化させようとしたり、指摘したりと否定する人の意見は聞きたくないのが人の心理です。まずは、相手を尊重し、こちらを向いていただけるような関係性を築いてからがいいですね。

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