他職種との情報の共有に最も適切なのはどれか
- 継時的叙述的記録
- フォーカスチャーティング
- インシデントレポート
- クリニカルパス
正解【 4 】
1 × |
経時的叙述的記録 日時の経過に従って記述。問題思考システム(POS)以前の伝統的な記録で、時間に沿って記載されている。 例)重症チャートなど |
2 × |
フォーカスチャーティング 最も注目される問題点、行動など重要な出来事に焦点を当てる経過記録様式 F(焦点)、D(情報)、A(行為または今後行われる介入を示すアクション)、R(反応) |
3 × |
インシデントレポート
医療事故には至らないが、重大な事故になる可能性を秘めた軽微な事例を含めた報告書 |
4 〇 |
クリニカルパス
クリニカルパスは、疾患別に入院中や退院後の治療や検査、処置、指導、看護、食事などを時系列で示した、標準的な治療・ケア計画表である。情報を共有化することで、チーム医療を実現することができる。通常、医療者用と患者用の2つを作成する。 |
POINT!
インシデントレポート
傷害を伴った災害を調べると,傷害は伴わないが類似した災害が多数発見されることがよくあります。
同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち,300件は無傷で,29件は軽い傷害を伴い,1件は報告を要する重い傷害を伴っていることが判明わかりました。このことをハインリッヒの法則といい、ヒヤリハットレベルの軽微なミスを蓄積することによって重大な事故を予防しようという考えて行われています。
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