私の学生時代には本当に5%程度だった男子学生も徐々にそのシェアを広げ、今では10%程度のシェアを広げています。
看護師は女性がするのに適した職業であると考えられがちですが、そもそも男性と女性がそれぞれに適した職業はないと思います。力仕事は男性の仕事といわれるけど、男性より力のある女性もいる。大切なのは自分が何をしたいかだと思います。
そして、現場はやりたいと信念を持つ者に最大級の協力を行うことが大切だと思います。
女性の入浴介助とか、清拭とか、肌を露出するケアは男性はどうしたらいいの?とよく質問がありますが、はっきりいって議論する必要はないでしょう。
患者が男性のときどうするか、女性のときどうするかは考えておく必要はあると思いますが、看護師が男性、女性ともに病棟にいれば、患者さんは我慢する必要がなくなる。患者が我慢してケアを受けるという精神的な苦痛を与えることがなくなるだけです。
相手がどういうケアを受ける必要があるのか、ケアを受けたいと考えているのかを理解することも看護師の大切な役割です。
私は看護教員をしていますが、大いに男性看護師を歓迎しています。
考え方が違えば、議論が生まれる、議論が生まれればシステムが変わる。
看護そのものが変化するチャンスなんだって私は考えています。
看護の世界がよりよくなるといいですね( ´ ▽ ` )ノでは、
コメント