モチベーションをどうしたら維持できるのか

ヒトコト

シーシュポス効果(条件)って聞いたことがありますか?

 シーシュポスとは、ギリシャ神話ででてくる人物なのですが、神々から岩の塊を丘の上に押し上げるという罰を与えられていました。そして、彼は神々の言い付け通りに岩を運ぶのだが、山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。同じ動作を何度繰り返しても、結局は同じ結果にしかならないという話です。

 これを聞いただけでなんと無駄なことか!虚しさ、徒労感が伝わって来ると思います。

 じつは、これやりがいと関連していて、モチベーションの維持との関係が深いとされています。仕事をしていて、とてもモチベーションが下がるときって、だいたい仕事がマンネリ化して、自分の成長が見えないとか。頑張っているけどなかなか評価されないとか。

一生懸命努力しているけど、その努力の結果を披露するときがない。

こんな感じではないですか?

 シーシュポスのように今していることがなんども無駄に繰り返されると考えると人間はあっという間にモチベーションが下がって、生活そのものに対する興味を失ってしまいます。

 看護教員のやりがいはなんといっても学生の成長!

 なのですが、3年繰り返したあと、新たにまた始まる。

これが最近シーシュポス効果をもたらしているように感じ始めました。

積み上げたものをもう一度やり直すような気持ちになってしまっているんです。

つまり、ちょっとモチベーションが落ちてしまっています。

 領域の実習指導も頑張って指導し、とても成長し、素敵な考え方や接し方をみていて嬉しく感じます。

でも、また次の実習を初めからするかと思うとなんだかちょっと元気が出てこないんです。

あぁ、いまちょっと気持ちが落ちている時期なのかなって

 新たにやりがいのポイントを作り、教員生活にメリハリをつけていけるようにしていきたいと思います。

みなさんも、なんか今の仕事がルーティンワークになってしまったなと思ったら、自分の評価するポイントを変えていけるようにするといいですね。

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