【第110回:午後46問】成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。

成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。

1.乳び漏───────嘔気
2.術後出血──────ドレーン排液の白濁
3.反回神経麻痺────口唇のしびれ
4.低カルシウム血症──テタニー

【解答】4
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【解説】

1:乳び漏がある場合は、創部感染や創傷治癒遅延が起こりやすくなる。

2:術後出血がなければ、血清排出液は徐々に赤い色が薄くなり量も減り、紅茶のような濁りのない排液になります。
ドレーンから乳白色の排液がみられた場合、術後にリンパ管が破綻し、腹腔内でリンパ液が漏出していることが考えられ、乳び漏を疑います。

3:反回神経麻痺では片方では嗄声、両側性では嚥 下障害が起こる。

4:甲状腺全摘術の際に副甲状腺機能が温存できなかった場合は、血液中のカルシウム濃度が低下し、手足がしびれるなどの症状が出ることがあります(テタニー症状)。

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