国際連合〈UN〉で採択された2016年から2030年までの開発に関する世界的な取り組みはどれか。
1.持続可能な開発目標〈Sustainable Development Goals:SDGs〉
2.ミレニアム開発目標〈Millennium Development Goals:MDGs〉
3.プライマリヘルスケア
4.政府開発援助〈ODA〉
【解答】1
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【解説】
1:2016年1月から開始されたSDGsは、今後15年間にわたり、UNDPの政策と資金援助の指針となるとされています。
持続可能な開発目標である(SDGS)は、通称「グローバル・ゴールズ」と呼ばれ、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけている。
UNDP戦略計画は、貧困の軽減、民主的ガバナンスと平和構築、気候変動と災害リスク、経済的不平等という主要分野に重点を置かれている。
2:ミレニアム開発目標とは、2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットにて採択された国連ミレニアム宣言と、1990年代に開催された主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合し、一つの共通の枠組みとしてまとめられたものである。
2015年までにこれらの目標を達成することに合意している。この目標は2030年に向けた国連の新たな開発目標である持続可能な開発目標に継承された。
3:プライマリヘルスケア(Primary Health Care)は、1978年、旧ソ連邦カザフ共和国の首都アルマ・アタで宣言が出された、健康に関する概念。
プライマリヘルスケアでは、健康はすべての人にとっての基本的人権であることを示している。その健康を達成するために地域に密着した保健サービスや医療サービス、および医療を提供すべきとしている。
4:政府開発援助は、日本独自の機関で発展途上国の経済発展や福祉向上のために行う援助や出資のことである。
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