脂質異常症の成人患者に対する食事指導の内容で正しいのはどれか。
1.不飽和脂肪酸の摂りすぎに注意する。
2.コレステロール摂取量は1日600 mg 未満とする。
3.高トリグリセリド血症では、アルコールを制限する。
4.高LDLコレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を促す。
【解答】3
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【解説】
1:飽和脂肪酸は、一般に動物性脂肪に多く含まれています。不飽和脂肪酸は、常温では液状で、植物油に多く含まれています。
よって、不飽和脂肪酸ではなく、飽和脂肪酸を多く含む食品を控える。
2:食品から摂るコレステロール量は1日200mg以下を目標とする。
3:食事内容として飽和脂肪酸のとりすぎ、アルコールの過剰摂取、糖質を多く含む菓子類のとりすぎに注意が必要。
4:高LDLコレステロール血症では、トランス脂肪酸(マーガリン等)の過剰摂取は動脈硬化を促進させるので控える。
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